こんにちは!
みはら歯科で歯科衛生士をさせていただいております深田です。
私は先日、床矯正についてのセミナーに参加してきました。
床矯正とは、叢生(歯が生えるスペースが足りず、歯が重なってしまう歯並び)
を防止するために、装置を使って歯の並ぶスペースを作るというものです。
セミナーでは、矯正装置の種類や取り扱い、どのようなメカニズムで
顎のスペースができていくのかなどたくさんのことを学びました。
ところで皆様は、そもそもどうして顎のスペースが足りないという事態が起こると
思われますか?
それは、「顎の発育不足」といわれています。
顎は発育刺激(=咀嚼すること)によって成長するので、こどもにとって毎日の食事は
実は顎を発達させ正しい歯並びをつくるチャンスなのです!
①椅子に座るときは足を床につけ、正しい姿勢で食べる。
②食材は前歯で噛み切れるよう、小さく切りすぎない。
③水分で食材を流し込まないよう、お茶や水はなるべく食事の後で。
などなど、日々の生活習慣に少し気をつけるだけで、自然に正しい歯並びに
導いてあげられることもあるのです。
今回のセミナーでは、装置についてだけではなく、こういった「人が持つ自分自身の力」
についても学ぶことができました。
今後はさらに床矯正の知識を深め、これから床矯正を始めようと思っている人や、
初めて装置をつける人に少しでも不安なく前向きな気持ちで矯正に取り組んでもらえるよう、
わかりやすく細かい説明ができるよう努めていきたいと思っております。
もし床矯正にご興味を持たれた方がいらっしゃれば、
ご相談承りますのでいつでもお気軽にみはら歯科にご連絡ください☆
最後になりましたが、最近気温差の激しい日が続いておりますので、
皆様くれぐれも体調にはお気をつけください…☆