こんにちは、歯科衛生士の清原です。
先日床矯正のセミナーに参加させて頂きました。
前回の床矯正のブログではバイオロジカルのお話をさせて頂いたのですが、今回は舌の機能についてお話しさせて頂きます。
今回のセミナーで改めて感じたのが舌の機能低下です。
みなさん、今舌の位置はどこにありますか?
本来安静にしている時に舌の全体が上顎についています。
舌が習慣的に下顎にある方は舌の機能低下の可能性があります。
舌の機能低下は舌の筋肉が低下し咀嚼や発音、呼吸などに多く関わります。
床矯正の患者様を見せて頂いていて多くの患者様が舌が下顎にあり唾液を飲み込む時に舌が前に出ます。
本来舌が上顎についていれば前に出ることはありません。舌の筋力不足と考えられます。
そのほかにも舌が下顎についていることにより舌が喉の奥に落ち込み咽頭を塞ぐことにより呼吸がしにくくなり口呼吸になりやすいです。
口呼吸になることによりお口が開いていることが多くなり唇の周りの筋肉を使う機会が減っていき唇の筋肉も落ちていきます。さらに呼吸は集中力にも関わると言われています。
舌の機能が低下することによりいろんなことに関わります。
舌トレーニングは簡単です。
①まず鏡を見て舌全体が上顎につけられているか確認してください。
(舌全体が上顎につけられない場合は上顎につけられるようにトレーニングしましょう。)
②舌全体を上顎につけたままお口を閉じて唾液を飲み込んでください。
これを一日に3分トレーニングしましょう♪
これからもみはら歯科の歯科衛生士として皆さんと一緒にお口の中の環境を良くしていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。